初めての見学でも安心!住宅展示場に足を運ぶ前に押さえておきたい基礎知識を解説

こちらのサイトは、ハウスメーカーを利用して注文住宅の家を建てるとき建築会社を決める際に出掛けることが多い住宅展示場について基礎知識を分かりやすく解説しています。
展示場には色々なハウスメーカーのモデルハウスがあるわけですが、1日では全て回ることはできませんし、自分たちに合う会社のモデルハウスを見学するのがポイントです。
ここでは、会場に出掛ける前に押さえておきたいことや当日の流れや、持参しておいた方が良いアイテムなどを解説しているので参考にされることをおすすめします。
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初めての見学でも安心!住宅展示場に足を運ぶ前に押さえておきたい基礎知識を解説
- マイホームを建てる上で住宅展示場を訪れるメリットとは?
- 住宅展示場と完成見学会の違いとは?
- 住宅展示場に行く際はマイホームに対する希望や予算を明確にしておくことが大切
- 住宅展示場は予約した上で見学するのがおすすめ
- 住宅展示場の見学は平日と土日祝のどちらがおすすめ?
- 住宅展示場に行く際は質問リストを作成しておくのがおすすめ
- 住宅展示場のアンケートは無理に回答する必要はない
- 住宅展示場で間取りをチェックする際のポイントとは?
- 住宅展示場を見学する際は各部屋や収納スペースの寸法を測っておこう!
- 住宅展示場では耐震性や断熱性などの住宅性能をチェックしよう!
- 工法は住宅展示場で確認したい項目のひとつ
- 住宅展示場の住宅設備はハイグレード・フルオプションが多いので注意!
- 住宅展示場を見学する際は営業担当者との相性もチェックしよう!
- 住宅展示場は生活者目線で見学するのがコツ
初めての見学でも安心!住宅展示場に足を運ぶ前に押さえておきたい基礎知識を解説
注文住宅をハウスメーカーを使い家を建てるとき、住宅展示場に出掛けることでそれぞれの会社の家に対するこだわりや品質などを目にすることができます。
しかし、基礎知識もなく出掛けると住宅展示場のモデルルームは規模が大きいのでギャップを感じやすくしてしまうなど、本来の目的を上手に達成することが出来なくなるので事前に基礎知識を学ぶことや情報をある程度集めてからモデルハウス見学をする、このような考えを持つことも大切です。
マイホームを建てる上で住宅展示場を訪れるメリットとは?
マイホームを建てる上で注文住宅を含めて住宅展示場を訪れることには、一体どのようなメリットがあるといえるのでしょうか。
住宅展示場はやはり実際に建てられている建物を見ることができたり、入って確かめられるメリットが大きいです。
また手で触れたり機能を確認することも可能ですから、住宅展示場はその住宅を買う予定にない人にとっても、家づくりのヒントになる価値ある材料が手に入る機会となります。
勿論、住宅展示場では案内が行われますから、説明に耳を傾けてチェックすることが大切です。
この案内は家をどのようにチェックするべきか、どこに目を向ければ良いかを知る切っ掛けになります。
実際に説明を受けながら見て回れるので、初めて見学する人にとっては特に良い経験になると思われます。
家のデザインがこれからという段階の人にも、見学できるチャンスは大きなものですし、機会があるなら足を運んで見るべきですし、得られるものがかなりあるのではないでしょうか。
住宅展示場と完成見学会の違いとは?
"ハウスメーカーからは各種のパンフレットが発行されており、ホームページを訪問すれば各社のメインシリーズの間取りや完成写真などが公開されているのを目にすることが出来ます。
しかしあくまで映像や写真を通じて目にすることができるにすぎず、実際に現場に足を運んで確認することで身につけることができる情報のほうがはるかに豊富です。
実地に完成した状況を確認するには、住宅展示場を訪問するか完成見学会に参加するかの二つの選択肢があります。
重要なのは両者はまったく同じ体験を提供するものではないということです。
住宅展示場では予算などの制限をあまり想定することなく、どれだけクライアントに魅力的に見えるのか、という点を出発点に完成している理想像です。
オプションもふんだんに盛り込まれているかもしれません。
住宅展示場だけを参考にすると結局予算面で破綻することも。
完成見学会では予算なども踏まえて、妥協した部分なども参照できることから両者を併用することをおすすめします。
住宅展示場に行く際はマイホームに対する希望や予算を明確にしておくことが大切
各ハウスメーカーが自社で建築できる建物がどれほど優れているか、訪問者にアピールする目的で建築されているのが住宅展示場になります。
つまり、そこに建てられている家はメーカーの最も優れた部分を、見栄えも良く最新の設備で完成させられているとも言えるのです。
マイホームの新築を注文住宅でと決めているならば、そのような意味が込められた建物を見るだけでも楽しくなるでしょう。
同じような家を同等の設備やインテリアで施した間取りで、完成させることができればと心を動かされることも理解できます。
しかし、住宅展示場とは契約するハウスメーカーが建築する家を現物で確認し、プランを決めていく参考にすべき場所です。
その点を良く理解し自分たちが建てたい家の、希望や予算を明確にし強い意志を持ち訪問しなければなりません。
一生に一度とも言われるほどの買い物をしようとしているのですから、簡単に目移りしてしまうことの無い強い意志を持つ必要があります。
その意識を持つ事が理想のマイホームを、建てるための大きな要因になってくるのです。
住宅展示場は予約した上で見学するのがおすすめ
マイホームの建築を考えたとき、まず住宅展示場の見学を検討する方は多いはずです。
具体的なイメージが湧きやすいし、自分たちが暮らす家づくりにしっかり活かすことができると考えるからでしょう。
実際に建物の中に入り大きさや雰囲気を体感して設計や購入のイメージが膨らみやすくなりますし、ハウスメーカーごとの最新の設備がふんだんに導入されているため、それぞれのハウスメーカーの特徴を知ることもできます。
また住宅のプロによる解説を通し様々な知識が得られるのも嬉しいところです。
住宅展示場は定休日以外は基本的にオープンしていますが、混雑時に行くとなかなかゆっくりと見学できないこともありますので、やはり予約したうえで見学されることをお勧め致します。
事前に予約をしておけば経験豊富で知識を持った担当者が丁寧に接客してくれるため、こちら側の要望をじっくり聞いたうえで効果的な提案をしてくれます。
またあらかじめ家族構成や年齢等を伝えておけば案内する側もよりスムーズになりますし、ライフスタイルに合った資料を用意しておいてくれるため、思ったよりたくさんの情報を集めることができ有意義な時間を過ごせることは間違いないでしょう。
住宅展示場の見学は平日と土日祝のどちらがおすすめ?
初めて住宅を建築する人は、住宅展示場の見学を平日と土日祝のどちらにすべきか悩んでしまいますが、どのように見学したいかによって大きく異なります。
ゆっくり見学したいなら平日ですが、平日は営業マンの質が低い確率が高いとされています。
平日は、土日祝日に比べて来客数がわずかなのでゆっくりと見学することができますが、営業マンにとって来客数が少ないと言うことは上客の確率が低いので住宅展示場にいるメリットが少ないのが営業マンの本音です。
昔は、展示場の駐車場に止まっている車のナンバーから氏名と住所を陸運局で調べ上げ、ダイレクトメールや直接訪問で大手ハウスメーカーの営業マンでも顧客を掴んでいた時代がありました。
土日祝日は、住宅展示場全体でヒーローショーや季節の催事などが行われているので小さな子供のいる家庭向きであり、平日は人の目を気にすることなく見学して聞くには恥ずかしいような初歩の質問できるので中高年向きです。
住宅展示場に行く際は質問リストを作成しておくのがおすすめ
住宅展示場に足を運ぶ際は、事前に質問リストを作成しておくことをおすすめします。
いきなり住宅展示場に見学に行くのではなく、気になるハウスメーカーや工務店のホームページやパンフレットなどからある程度の情報を得ておき、担当者に直接聞いておきたい内容をまとめておきましょう。
質問事項をリスト化しておけば、効率よく知りたい情報が得られるとともに、聞き忘れを防ぐことが可能です。
複数のモデルハウスを見学する場合は、同じ質問をしてみることで各社の特徴を比較することもできます。
例えば、何を強みとしているのか、予算内で家を建てられるのか、理想の間取りや設備が実現できるか、アフターメンテナンスの体制はどうなっているのかといった項目をリスト化しておくと良いでしょう。
また、見学したモデルハウスが気に入った場合は、資金計画についても相談してみるのもおすすめです。
経験豊富な担当者であれば住宅ローンや補助金制度などの資金面の知識も豊富に持っているので、資金計画の参考にすることができます。
住宅展示場のアンケートは無理に回答する必要はない
住宅の購入を検討している時に多くの方が訪れる住宅展示場ですが、各ハウスメーカーや工務店のモデルハウスを訪れると、必ずと言って良いほどアンケートへの記入を求められます。
ここで記入した内容を元にしてハウスメーカーや工務店は営業活動を行うので、さも自然な流れで記入するよう誘導されるかもしれません。
しかしながら、まだ具体的なプランがない段階でふらっと見学に立ち寄ってみただけだったり、そもそも安易に個人情報を提供したくないという意向だったりすることもあるでしょう。
そのような場合には無理に答える必要はなく、情報収集に来ただけだと正直に伝えても構いません。
誠実なハウスメーカーや工務店であれば、必ずしも回答しなくても快く案内してもらえるはずです。
もしもアンケートに答えないのが心苦しい場合には、住宅展示場によっては営業活動を一切せずに見学ができる日を設けていることもあるので、そのようなチャンスを狙って見学に行ってみるのもおすすめです。
住宅展示場で間取りをチェックする際のポイントとは?
マイホームの新築を注文住宅でと決めた時に、考えなければならないことは数多くあります。
建物本体の工事費や土地の購入費用等の総予算や、建物の構造や外観や色合いなど多岐にわたります。
そして、新築された家で生活を始めた時に最も後悔しやすいのが、水まわりや各居室等の配置等があげられます。
このような生活動線等を含むプランは、住宅展示場を見学し動いてみて体感してみることが必要です。
玄関から各居室や全員が集まる部屋までの生活動線も、キッチン等の水まわりから移動する家事動線も建築後の建物だから理解できるのです。
水まわりや収納スペースもどこに配置し、広さや設置すべき設備も住宅展示場だからこそ確認できることもあります。
このように生活に支障のない間取りにするにはどうすべきか、図面や写真だけでは理解しにくい部分を体感することです。
特に家族全員の生活に欠かせないスペースの配置や広さ、建物内での移動に支障のない動線の確保は確実に見ておくべきです。
そのようなポイントを全員が確認する事ができれば、大きな問題が送ることは少なくなるでしょう。
住宅展示場を見学する際は各部屋や収納スペースの寸法を測っておこう!
ハウスメーカーが提供する図面やパンフレットには、人気の間取りや完成予定などが、初心者でもイメージしやすいように工夫がこらされています。
しかし写真やイラスト、図面などで具体的にイメージできるというのは限界があります。
完成してから、「こんなはずではなかった」と後悔しないためには、住宅展示場に足を運んで実地に確認するのは有益です。
住宅展示場ではいわば一つの理想像が具現化されているわけですが、実際の入居後の生活を円滑にスタートできるように実際に確認しておくことをおすすめします。
マイホーム完成後の失敗事例で数多く見受けられるのが、収納スペースの不足を上げることが出来ます。
収納スペースが不足していると、物があふれた室内環境となり雑然とした住空間での生活を余儀なくされます。
また家具類を搬入するときに設置できない、などの可能性も否定できません。
このような失敗を回避するには、住宅展示場にはメジャーを持参し寸法を確認することです。
住宅展示場では耐震性や断熱性などの住宅性能をチェックしよう!
住宅展示場に出向くのであれば、耐震性や断熱性といった住宅性能に関わる部分を意識的にチェックすることが大事ではないでしょうか。
住宅展示場は確かに目に入る全てが興味を引きますし、やはり視覚的な外観や内装、設備が気になるのは当然です。
しかし家は見た目だけで購入を決めるものではありませんから、住宅性能に関してもしっかり忘れずにチェックする必要があります。
耐震性は目に見える部分ではないので、住宅展示場の案内を確認したり、説明や質問の機会に納得ゆくまでチェックすることをおすすめします。
実際に地震が発生して揺れを確認できれば良いですが、現実にはそうもいきませんから、確認できる範囲でチェックしたいところです。
一方、断熱性は壁や窓に手を触れることで、外気温との差を体感で感じ取ることができます。
断熱性が高い住宅は、屋外から室内に入るだけで性能を実感できますし、外が冷え込む季節や時間帯であれば、その差は一目瞭然として性能の良し悪しが分かるのではないでしょうか。
工法は住宅展示場で確認したい項目のひとつ
住宅の工法には様々な種類があり、それぞれ特徴が異なります。
日本では木造住宅が主流となっていますが、一口に木造住宅と言っても在来軸組やツーバイフォーなど様々な建て方があります。
木造ではなくRC造や鉄骨造といった選択肢もありますが、中には独自の建て方を確立しているハウスメーカーや工務店も少なくありません。
工法は住宅の性能や価格を大きく左右する要素で、家づくりにおいて重視すべき項目のひとつとなるため、住宅展示場を見学する際は各ハウスメーカーや工務店がどのような建て方を得意としているのかを担当者に確認しておきましょう。
また、建物を建てる土地によっても適した建て方は異なるので、土地との相性も説明してもらうことをおすすめします。
加えて、同じ建て方でもハウスメーカーや工務店によって住宅性能や建築コストが変わってきます。
そのため、住宅展示場の足を運んだ際は、担当者に他のハウスメーカーや工務店と比べた際の強みを説明してもらうと良いでしょう。
住宅展示場の住宅設備はハイグレード・フルオプションが多いので注意!
住宅展示場のモデルハウスを見学する際は、キッチン・トイレ・浴室などの住宅設備の機能やデザインをしっかりと確認しておくことが大切です。
ただし、住宅展示場のモデルハウスは来場者に良い印象を与えるために、ハイグレードな仕様になっているケースが多いので注意が必要です。
住宅設備についても同様で、基本的にはハイグレード・フルオプションになっているので、住宅展示場のモデルハウスを参考に家づくりを進めようとすると多額の費用がかかります。
後からハイグレード・フルオプションであったと知って設備面で妥協せざるを得ないケースは少なくないので、住宅展示場のモデルハウスを見学する際は設備がオプション仕様なのかを確認するとともに、標準仕様になるとどのように変わるのかを担当者にしっかりと確認しておきましょう。
オプションの範囲については、モデルハウスの現物を見ながら説明を受けた方が分かりやすいので、言葉や図面だけではなく実物を見ながら説明してもらうのがおすすめです。
住宅展示場を見学する際は営業担当者との相性もチェックしよう!
住宅展示場ではモデルハウスの隅々までチェックして、理想の家づくりを任せられる住宅会社なのかを測る必要がありますが、住宅展示場でチェックすべきなのはモデルハウスだけではありません。
見学したモデルハウスの会社で家を建てることになった場合、モデルハウスで説明してもらった営業担当者が契約後もそのまま担当するのが一般的です。
契約・設計・引き渡し・アフターサービスに至るまで長く付き合っていく方になるので、住宅展示場を見学する際は営業担当者との相性も必ずチェックしておきましょう。
言葉遣いや振舞い方、コミュニケーションの仕方などをチェックして自分たちと相性が良いと感じた方であれば、家づくりをスムーズに進められる可能性は高いでしょう。
一方で、相性が悪い方が担当者になるとコミュニケーションにストレスを感じることになる可能性が高いので、もしモデルハウスは気に入ったものの担当者だけがネックという場合は早めに担当者を変えてもらうのがおすすめです。
住宅展示場は生活者目線で見学するのがコツ
注文住宅でのマイホームの新築と工事を依頼するメーカーまで決まり、プランの決定までに至っていない場合に最も参考になる場所のひとつが住宅展示場になります。
外観や内装のイメージは固まりつつあっても、実際に建築する家とは生活していく場所である事だけは間違いがないことです。
そのために必要なこととは希望を多数取り入れることだけではなく、入居後の日寿生活を送る事も考慮していかなければならないのです。
発注先が決まっても建物の外観が街並みに合っているか、プライバシーや安全面でも問題がないかも重要な課題です。
生活や家事動線に支障があるようでは、家族全員が過ごしやすい家になるとは考えにくいことです。
水廻りの配置にも屋内のインテリアや、設置する設備の大きさ等も決めていかなければなりません。
これらの全ては完成した建物である住宅展示場を、生活者目線で見学し体感する事でイメージを決めていくことができます。
理想の住宅を憧れるだけの場所から生活する場所へと変えていく、その意識を持って見学することが大切です。